手汗が止まらない本当の13の原因

手汗の主な原因はストレスだといわれていますが・・・
交感神経の反応が強いことが原因だとといえます。

 

 

 

手汗に悩んできた私だからこそ、わかるあなたの手汗の悩み。

 

ハイタッチができない、握手ができない、彼氏と手を繋げない、パソコンマウスやスマホは手汗でベタベタ、できるだけ人と接触したくない・・・

 

 

暑くもなく緊張もしていないのに、普段から手汗が止まらない症状を手掌多汗症といいます。通常出る汗は、体温調節のために出るもので温熱性発汗といいますが、暑くもないのに出る汗を精神性発汗といいます。緊張した時や恐怖を感じたときに出る汗のは、その緊張や恐怖が去れば引いてしまいますが、緊張や恐怖がなくなっても汗が止まらなくなるのが、手掌多汗症です。

 

 

主な原因は、精神的な問題、自律神経の乱れ、生活習慣の乱れ、更年期障害、タバコ、病気といわれています。これらのことがきっかけで手汗をかくようになり、それを気にするあまり手汗が止まらなくなるという負のスパイラルに陥ってしまうことが多いようです。

 

実は、交感神経が汗腺に汗を出す命令をしているのですが、この働きが異常に活発になり、手汗が止まらなくなるようです

 

ですが、ハッキリとこれが原因ですというところまでは解明できていないようです。だから、手汗を止めることはなかなか至難の業なのです。

 

緊張するタイプの人に緊張しないで!
と言っても勝手に緊張してしまうのですから、そんなアドバイスは全く役に立ちませんよね。どうしたら緊張しないようにできるのかを教えて貰わないとわかりません。

 

このページでは13の原因についてみていきたいと思います。

 

 

手汗を簡単に止める15の方法

なぜ、手に汗をかくのでしょうか?

人が暑いときや運動したときに汗をかくのは、体温調節をするためです。しかし、暑くもないのに、じっとしていても、手のひらや足のうらなどの特定部位だけに、異常に汗をかく人がいます

 

どれくらい異常かというと、書類が汗で濡れてシワシワになり破れた。スマホが汗でベトベトになってタッチパネルが反応してくれなない。パソコンのマウスやキーボードが汗でベトベトになり故障した。彼女や彼と手をつなぐと思っただけで、手のひらから汗が滴り落ちた。何をするにもタオルやハンカチを持っていないと、触るものが全て汗でべたべたになる。

 

そもそもなぜ手に汗をかくのでしょうか?
ここで質問です。
あなたはどんな場面で手に汗をかいたことがあるでしょうか?

例えば、結婚式のスピーチのときとか、プレゼンのときとか、意見を人前で発表するときとか、ジェットコースターに乗ったときとか、吊橋を渡るときとか、お化け屋敷に入ったときなどではありませんか。

 

人は誰でも、緊張したり驚いたりしたときに、手に汗をかきます。それは大昔、人間が狩猟民族であった頃、道具に槍や弓を使って狩りをしていました。この槍や弓が手汗で適度に濡れていることによって、槍や弓を落とさないように、あるいは遠くへ投げるための「滑り止め」の役割をしていました。

 

動物が天敵に襲われたときに、興奮すると足の裏から汗がでて、適度に足のうらを湿らせて、滑らないようになっているのも同じです。猫や犬も同様に足の裏に汗をかきますが、汗がでない薬を注射して走らせると、すべったり転んだりしていまします。

 

 

手が乾燥していたら木から滑って落ちてしまいます。また、猛獣などの襲われたときに俊足で逃げるためには、手や足が湿っていたほうが有利です。皮膚が乾いているよりも、少し湿っていたほうが、感覚が敏感になるので、指先を使う細かい作業にも都合がいいのです。

 

 

それが、現代になって裸足であることはなくなり、外では靴を履きますし、ハンマー投げややり投げの選手でない限り、何かを強く持って投げるという動作もしませんよね。「手に汗握る」などの表現があるように、誰でも興奮したり、緊張したり、起こったり悲しんだり感情が高まったときには、手に汗をかくことはごく普通にあることです。しかも、その興奮も過ぎ去ってしまえば、汗も自然とひいてしまうものです。

 

 

ところが、なぜか興奮状態が去ってしまっても手のひらの汗は引くどころか手汗がむしろ止まることなく出続けてしまうのです。これを手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)と呼んでいます

 

手汗が止まらなくなったきっかけがある

手汗が止まらなくなった人には、何かしらのきっかけがあります。
例えば、学校で先生に当てられて答えたらみんなに笑われたとか、ダンスの発表会で緊張し過ぎて失敗したとか、好きな男性とフォークダンスで手を握るときに汗をかいた・・・といった苦い体験です。そういった経験がきっかけになることが多いです。

 

それは、失敗したり、緊張したりして大量の汗をかいた結果、「また、汗をかくのではないだろうか」「汗をかいたら嫌だなあ」といった汗を予想してしまうことがあるからです。

 

このように汗を想起するような不安を持ってしまうことを「予期不安」といいます。予期不安がやっかいなのは、本人が意識していないにもかかわらず、潜在意識下の自動反応で起こることなので、脳が勝手に「汗をかけ!」と指令してしまうことです。

 

 

つまり、ダンスの発表会で緊張して失敗して汗をかいたという過去の経験を、そのまま脳が勝手に再現して同じ緊張状態を作りだして、実際に汗をかかせてしまうのですなぜなら、脳にある「発汗中枢」は、実際に起こっている緊張と予期不安による緊張の区別ができないからです

 

 

「汗をかいたいらどうしよう」とちょっと思っただけなのに、汗が大量にでてきたら、どうしますか? ちょっと不安に思っただけなのに実際に汗がでてきたらなんとかして止めないととあせりますよね。でも、こうなったら、もう何をしても逆効果です。止めたいと思えば思うほど汗がどんどん溢れ出します。

 

この段階にくると、滴り落ちるような異常な汗になります。
まずは、「予期不安」という手汗のメカニズムをまずは知ることが大切です

 

手汗が止まらなくなるメカニズムとは

手や足に汗をかくこと自体は、何も問題ではありません。
「冷や汗をかく」とか「手に汗握る」とかといった表現があるように、誰でも興奮したり、緊張したりした時に汗をかくことはごく普通のことだからです。でも普通は、興奮や緊張が過ぎ去ってしまうと、汗は自然とひいてしまいます。 ところが、興奮や緊張が過ぎ去っても汗はおさまらず、常に手や足に汗をかいた状態が続くのが手足多汗症です

 

 

驚いた時になぜ手や足に汗をかくのかは、その昔狩猟をしていた時の名残です。 槍や弓を使う時にて手のひらが濡れている方が、滑り止めになるからです。 手や足が乾燥していたら、槍や弓を落としてしまって、外敵に襲われる可能性があります。槍を遠くへ投げたり、速く走ったりするには、手や足が適度に湿っている方が有利になるからです。

 

しかし現代ではそのような生活をしていないので、まったく必要ありません。 必要ないのに、なぜ手や足に大量の汗をかいてしまうことが固着化してしまったのでしょうか。

 

 

私の体験ですが、子供の頃フォークダンスをする時に、好きな人と手をつないぐという場面で手に汗をかいた記憶があります。 また、先生に当てられて本読みをするときとかにもうまく読めなかったとか、演劇の発表会とかピアノの発表会とかで緊張のあまり失敗したとかが原因で、手に異常なくらい汗をかいた経験があります。

 

 

そういう経験がもとになり、「汗をかいたらどうしよう」だとか、「また汗をかいてしまうのではないか」とか汗を予測する不安を持ってしまうのです。 この際に出る汗は、自分ではコントロールできず、手汗を気にすれば気にするほど緊張感が高まってしまうため、余計に手汗がひどくなります。

 

つまり、潜在意識に「予期不安」を植えつけてしまうのです。 本人がまったく意識していないのに、この予期不安のせいで脳の中は絶えず「緊張」状態になり、交感神経に働きかけて汗をかかせてしまうのです。 「汗をかいたらどうしよう」という不安が現実のものとなり、ますます緊張してしまうため、もっと多くの汗をかかせることになります。

 

 

そして、何とか「汗を止めないと」と焦ればあせるほど、汗は余計にでるのです。汗を止めようと思えば思うほど逆効果ということです。ちょうど、眠れない時に「羊が一匹」「羊が二匹」と数えはじめると目が冴えるの同じ原理です。ですので、精神性発汗の治療は、まずこの予期不安を取り除くところから始めないといけません。

 

 

一番良いのは、手汗をかいても気にせずに生活をすることです。 気にするとますます症状が悪化してしまうので、手汗をかいても問題ないと思うことが大切になってきます。

 

ただ、そうはいってもなかなか簡単に改善できないのが、手掌多汗症の特徴でもあります。どうしても改善できない場合は専門医に相談して適切な治療をしてもらった方がいいかもしれませんね。

手汗を簡単に止める15の方法


手汗止まらなくなる人の性格

手汗の悩みは、幼児期からはじまっていることが多いです。それは性格的な要素があるからです。手汗に悩む人には共通する特徴があります。真面目で努力家で完璧主義といった特徴です。手汗に悩む方の幼少期のご自分を思いだしてほしいのですが、親の言うことを素直に聞いて嫌われないようにしていませんでしたか?

 

その一方で、本当は自分の本音をさらけ出したいのに、他人を気遣うあまり、自分をうまく表現できないという葛藤にいつも苛まれていませんでしたか?

 

 

精神性発汗には、恥ずかしがり屋のような内向的性格と自分の考えや言いたいことをはっきり言いたいといった外交的性格が葛藤する状況のときや、精神的に不安的な場面のときに強くでる傾向があります。緊張したり興奮したりして、手に汗をかくことは誰でも普通に起こることなので、病気ではありません。

 

しかし、「人前に出て手汗をかいたらどうしよう」とか、
「手汗がとまらなくなったらどうしよう」とか、
「手汗を人に知られたらどうしよう」などの不安が頭の中から離れず、日常生活や対人関係にまで支障をきたすようになれば病気としかいいようがありませんよね。

 

このような精神性発汗を発汗恐怖症と呼んでいます。これは、人前に出ると顔が赤くなる「赤面恐怖症」や、人前で文字を書いたりする時に手が震える「ふるえ恐怖症」などと同じ神経症の一種です。

手汗に悩む人の思考の特徴

今、ここに生きていないこと。

 

手汗に悩んでいる人は、過去に体験した嫌な場面がいつまでも頭から離れなくなっています。それと同時にまた過去と同じような嫌なことが起こるのではないかと未来を予想する不安にも陥っています。

 

つまり、「手汗をかいた過去」と「手汗をかくかもしれない未来」にとらわれて、汗をかいていない現在の自分を意識できないようになっているのです。手汗をかいた過去は、今ここには存在しませんし、手汗をかくかもしれない未来は、まだきていません。

 

 

今、ここに生きていることを意識する思考法を身につけることが大切です。理屈や概念によって自分の言動を理解する思考ではなく、自分の中に生じた感情をありのままに受け入れるようにしましょう。

 

 

手汗に悩む人の多くは、知的レベルの高い人です。そして、努力家で真面目、負けず嫌いで完璧主義者です。自分の理想像はいつも立派で失敗もしない完璧な人。だから、手汗をかくなんて自分でも許し難いことなのです。汗をかいてしまったことに、いちいち理由や理屈が必要でしょうか。自分の感情を分析するのはやめにしませんか。もうこれ以上自分の感情を抑圧することはやめましょう。

 

 

感情のエネルギーは抑えれば抑えるほど、反発します。抑圧された感情は潜在意識下でどんどん膨らんでしき、最後には爆発します。その爆発した感情エネルギーが、手汗などの症状を引き起こしているのです。今の自分、手汗をかいているありのままの自分を受け入れることが大切です。

 

 

また、手汗に悩む人の多くは、人に気づかれないように意識し過ぎるため、手を使った、ボディランゲージのコミュニケーションが下手です。ポケットに手をいれたり、手を常に握っていたりして手に汗をかいていることを無意識に隠すためです。日常生活において、自己表現手段の60%以上は非言語的なものだといわれています。特に感情の伝達のほとんどは、表情や身振り手振りを使ったものです

 

 

ちょっと荒療治に思うかもしれませんが、手のひらを隠すということをやめ、あえて意識的に人前に手をさらけ出して、手の汗のコンプレックスを解消することもできるのです。だから、汗を出ないようにする方法を探すよりも、手汗をかくあなたの思考の癖に気づきありのままの自分をさらけだし、今ここを生きるようにしませんか。

 

手汗を簡単に止める15の方法


扁桃体の過剰に反応が原因?

人は不安や恐怖を感じたときに、危険を回避する脳の機能があります。自分の生命を守るための防衛反応です。手汗が止まらなくなっている人の多くは、危険を察知する働きが敏感になっていて、過剰に反応していると考えられます。

 

 

脳にある扁桃体という部分の活動が活発になっているのです。扁桃体には、危機に直面したときに体に反応を起こし、脳の前頭皮質と連携して、不安や恐れの感情をつくりだし、海馬で記憶します。扁桃体は、不安や刺激を受けると、体を緊張させて呼吸や脈拍を上げるよう指令を出します。そして、その時に覚えた不安や恐れの感情をしっかりと貯蔵します。

 

 

つまり、「本読みで失敗して笑われて恥をかいた」という苦しい場面が脳に記憶されると、その場面を想像するだけで、不安になり手汗をどっとかくのです。これは、脳の働きによるもので、あなたのせいではないのです。脳のしくみがそうなっているのです。強い刺激をともなう不安や恐れの感情は、想像しただけで再現できてしまうのです

 

 

人前で恥をかいたという体験が、「次にもしそうなったらどうしよう」という予期不安になり、不安や恐れから逃れることができなくなります。これは、パブロフの犬の条件反射と同じです。犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がよだれをたらすようになるというものです。

 

 

つまり、恐怖の条件反射づけという脳の仕組みです。恐怖や不安の感情を抱く強い刺激が繰り返されたとき、常に扁桃体が活発に働き続けます。そして、扁桃体と中心として不安や恐怖のネットワークが形成されます。その記憶が固定すると、同じような場面でも不安や恐怖が再現されるのです。

自律神経が体に反応している

自律神経とは、自律的な生命活動を維持するために働いている重要なところです。私たちは意識しなくても、心臓は鼓動をうち、肺では呼吸をし、食べたものは胃や腸で消化され、排泄されますが、これは自律神経のおかげです。そして、暑いと感じたときには汗が出て、寒いと感じたら体が震えます。これも自律神経の働きによるものです

 

 

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経は、「逃走の神経」と呼ばれ、動物が危機を感じたときに一目散に逃げる体制を体につくります。危機を感じ取った扁桃体が交感神経を優位にするよう指令をだします。逃げる体制をとるために、血流を脳から一気に足の筋肉などに移動させます。

 

 

だから、不安を感じたときに、心臓がドキドキしたり、手汗をかいたりするのは、扁桃体の過剰な興奮によって交感神経が優位になり、自分ではコントロールできない身体状態になるのです。自律神経は24時間休みなく働き続けている神経で、交感神経と副交感神経のバランスを保てている間は正常ですが、このバランスが乱れると体の器官にさまざまな不調をきたします。

 

自律神経が乱れることにより、過度な緊張状態に陥って手に大量の汗をかくのがその例です。自律神経が乱れる理由は次のようなものが上げられます。

 

・ストレス
・緊張
・不安

 

過度なストレスや緊張を続くと、自律神経がバランスを失い、手に汗をかいてしまいます。また、過去の失敗した経験や恥をかいたとこなどがきっかけで起こる場合もあります。手に汗をかくことを異常に気にしすぎる人もいます。気にすれば気にするほど、汗が勝手にでてきてしまうのです。意識しないようにすればすむことなのですが、それがなかなかできないのが手汗の悩みの種です。

 

 

手汗の症状が改善しない場合は、多汗症治療の専門医に相談して、適切な治療をしてもらった方が良いでしょう。

手汗を簡単に止める15の方法


ストレスが原因?

まったく何のストレスのない人もいるかもしれませんが、多少ののストレスがないと、生きがいもないようなつまらない人生になるかもしれません。ストレスはいわば人生のスパイスにようなもので、まったくなくなってしまっても味けないものになります。

 

ですが、ストレスの度が超すとさまざまな不調を招くことになります。
では、なぜ人はストレスを跳ね返すことができないのでしょうか?
それは、自律神経に秘密があります。

 

 

自律神経は自分の意志で動かすことができない内蔵(心臓、胃腸、血管、内分秘腺など)を支配しています。実はこの自律神経がストレスの原因となる刺激(ストレッサー)に対して身を守ろうと脳下垂体を通してホルモンを分泌します。自律神経が仲介役となって、ストレスを最小限にとどめるように食い止めているのです

 

ところが、ストレッサーの刺激が一定の限度を超えると、防衛することができなくなってしまうのです。その結果、食欲の低下、疲労感、不眠、イライラ、憂うつ、不安、あせりなどのストレス反応が表れるのです。さらにストレスが加わると、胃潰瘍や高血圧、頭痛、肩こり、うつ病などの病気を発症することもあります。

 

ストレスというと、人間関係を思い浮かべる人は多いでしょうが、ストレスは人間関係だけでなく、暑さや寒さ、睡眠不足、騒音、空気汚染、仕事が忙しい、病気やケガなどの外的な刺激もストレスの要因になります

 

また、自分の欲求が満たされないことや、人に認められないことなどもストレスになります。具体的には、仕事で良い成績を収めたいとか、やせたいとか、美味しいものを食べたいとか、恋がしたいとか、家族のために料理を作ったのにおいしいと言われないとか、誕生日プレゼントが気に入らないと突き返されたなどもストレスの要因となります。

 

ストレスがかかっている状態が長く続くということは、交感神経が優位になり緊張状態が続いていることになるのです。緊張したら体はどうなりますか?筋肉が緊張し、心臓の拍動は早くなり、血圧は上昇しますよね。これでは体にいいわけはありません。

 

 

つまり、自律神経の交感神経が働き過ぎで緊張状態が続いていたため、手汗が止まらくなったのかもしれません。これは無意識のなせるわざです。だから、自分の意志ではどうすることもできなくなってしまうのです。なので、手汗を止めるためには、自律神経のバランスを整えることが一番大事なことです。それは、アクセル役の活動する交感神経とレーキ役の休める副交感神経のバランスをとるということなのです。アクセルとブレーキの切り替えがうまくいいくようにする必要があります

 

まずはストレスをためない生活習慣を持つことが大切です。

 

自律神経を整えて手汗を止める方法

病気が隠れていることがある

病気が原因で体の一部に特に汗をかくことがあります。

 

手汗は、緊張した時やびっくりした時にかく精神性発汗による汗の異常です。
手や足の裏に大量の汗をかく病気は、「手掌足蹠多汗症」(しゅしょうそくせきたかんしょう)といわれています。

 

少し前までは、緊張しやすいタイプだからとか、神経質だから汗をかくものだと思われていましたが、多汗症の人の多くは自宅でリラックスしていても手のひらから汗をかきます。
これは交感神経が敏感すぎるためだといわれています
そのため、朝目が覚めた時からすでに交感神経が活動をはじめるので、それだけで汗をかいてしまうことになるのです。

 

病気が原因の多汗症

 

 

だから、多汗症は精神的な要因による病気だけではないのです。精神的な要因以外で考えられることは、更年期障害、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫などの病気が考えられます。更年期障害については、別の項目で説明しまいますので、ここでは甲状腺機能亢進症と褐色脂肪細胞種について説明します。

 

 

甲状腺は、甲状腺ホルモンを分泌する器官です。このホルモンは、たんぱく質の合成や、中性脂肪、コレステロールなどとして体内に蓄えられたエネルギー源の燃焼、神経伝達などに重要な役割を果たしています。この甲状腺の働きが活発になりすぎて、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて血液中に増えた状態を甲状腺機能亢進症といいます。

 

 

亢進症になると、安静にしていても脈が速くなり動悸がしたり、全身多汗症になることもあります。甲状腺機能亢進症の代表的な病気は、バセドウ病です。この他に、プランマー病や甲状腺刺激ホルモン産生腫瘍などがあります。

 

 

また、褐色細胞腫という病気になっても、多汗になることがあります。褐色細胞腫とは、副腎の髄質にできた腫瘍によって、自律神経に働くアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に分泌されて、高血圧を起こす病気です。高血圧のほかに、顔面の紅潮やひどい発汗、動悸、頭痛などが起こります。

 

 

また、慢性関節リウマチの活動期に手や足だけに多く汗をかくことがあります。大動脈瘤や胸部に縦隔腫瘍がある場合、その側の交感神経を刺激するので、片側に顔や体だけに多汗が見られます。くる病は、頭部に局所的に汗をかきます。脳卒中などで片麻痺がある場合は、罹患分のほうが発汗が多くなります。

 

このように、中枢神経系や代謝に関係する病気になると多汗症になることもありますので、多汗症が病気が原因でないかどうかは、病院へ行って医師の診断をあおぐようにしてください。

社交不安障害(SAD)かも・・・

手汗に悩む人の多くは、同時にあがり症であることが多いです。もし、あなたがあがり症の性格で、スピーチでうまく話ができない、人と食事をすることがでゆううつである、電話が鳴ると怖くてでられない、試験や本番で練習の成果が発揮できない、というような、人に対して緊張や不安や恐怖を覚え、それをできるだけ回避しているなら、社会不安障害かもしれません

 

 

もしそんな不安と抱えているなら、人生でずいぶん損をしているかもしれません。つまり、人付き合いや人間関係がうまくできないという問題が、人生の可能性を自ら狭めてしまう要因になっているからです。これは引っ込み思案というような性格の問題ではありませんし、あなたの心が弱いからではないのです。これは、社会不安障害(SAD)という病気なのです。

 

 

しかも、治療で確実に治る病気なので安心してください。だから、自分の力を過小評価してあきらめないでほしいのです。今はきちんとした治療法がありますので、専門のクリニックで診察を受けるようにしてくださいね

手汗を簡単に止める15の方法


生活習慣の乱れが原因

生活習慣の乱れにより、手汗の症状が悪化することがあります。
生活習慣の乱れの原因は、偏った食事や睡眠不足、運動不足、ストレスなどです。

 

脂肪分の多い肉類や乳製品ばかりの偏った食事をしていると、免疫力が低下するため、汗をかきやすくなります。また刺激の強いもの、辛いものなどばかり食べていると発汗作用があるので、手汗を悪化させることになります。

 

 

特に食事では、自律神経を整える食品である、イソフラボンを多く含む大豆製品の豆腐や納豆、豆乳などを積極的に食べるといいといわれています。一方睡眠不足でも自律神経が乱れてしまうため、汗をかきやすくなります。なので、早寝早起きを心がけ毎日7時間の睡眠時間を確保するようにしましょう

 

 

それに、運動不足でも手汗に悪いので、ウォーキング程度の軽い運動を毎日少しでも取り入れて、体を動かすようにしましょう。それから、働き過ぎや悩みすぎでストレスを抱えると自律神経が乱れる原因となります。できるだけ、ストレスの軽減を意識した生活をするように気をつけましょう。

 

ホルモンバランスの乱れが原因

更年期障害とは、ホルモン分泌の変化と自律神経の変調によってもたらされるものです。更年期とは、一般的に妊娠可能な時期から不可能な時期に移行する期間のことで、40歳代後半から50歳代後半をさします。(個人差があります)

 

更年期障害

この時期は、卵巣ホルモンの分泌状態が成熟期から老年期へと変わるため、さまざまな身体的、精神的な違和感が現れやすくなります。どういうメカニズムなのかというと、規則的な排卵のある成熟期にある女性の体内では、間脳の視床下部、下垂体、卵巣の三者が絶妙にバランスを保っています。そのおかげで、排卵を促すホルモンのゴナドトロピンやこれにブレーキをかけて排卵をコントロールする卵胞ホルモンのエストロゲンに過不足が起こらないように、巧みなバランスで調整されています。

 

 

ところが、卵巣が老化してエストロゲンが分泌されなくなると、その情報が伝わって「もっと働きなさい」と命令がくだされます。そうすると、下垂体からはゴナドトロピンが大量に分泌され、垂れ流し状態となります。その結果、内分泌にバランスが崩れてしまい、それと同時に自律神経も失調をきたすため、更年期障害を引き起こすわけです。

 

 

なので、更年期になるとホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れるので、汗をかきやすくなって、多汗症になるケースがあるわけです。

 

タバコが原因?

タバコが有害であることはわかっていますが、タバコを吸うと体にどのような影響があるのでしょうか。タバコが体に悪い影響を与える有害物質は、ニコチンと一酸化炭素です。

 

 

ニコチンは中枢神経を興奮させるので、すぐに心拍数の増加、血圧の上昇、末梢血管の収縮などの心臓・血管系への影響があります。一酸化炭素は、赤血球のヘモグロビンと結びついて、血液の酸素運搬機能を阻害します。タバコを吸うと指先が冷たく感じることがあります。これはタバコが抹消神経を収縮させているからです。タバコに含まれる中枢神経興奮剤が交感神経を活発にさせるために、発汗を促進し多汗症になることがあります。

タバコが原因

 

もし、多汗症であるあなたがタバコを吸っているならば、今すぐ止めた方がいいでしょう。タバコは多汗症だけでなく、肌荒れ、シミ、そばかすになりやすくなりますし、歯周病にもなりやすくなります。
美容と健康を第一に考えるなら、タバコを吸うという選択肢はなくなるのではないでしょうか。

 

手汗を簡単に止める15の方法