いざというときだけ飲めば効果的な薬

手掌多汗症の原因の多くは、精神的な悩みです。ですので、手掌多汗症を改善するには、精神的に安定する必要があります。ですが、何とか早く治りたいと思うことで返って、それがブレッシャーとなり、多くの汗をかいてしまい逆効果となってしまいます。

 

 

 

では、どうすれば精神的に安定し、改善できるのでしょうか。

 

例えば、手に汗をかくことで得することもあります。レジ袋を簡単に開くことができるとか、お札や紙の数を数えるのにいちいちスポンジに水をつけないでも早く数えられるとか、そういったメリットもあります。そういうメリットもあるのだと、気持ち的に開き直るといった「ロゴセラピーの逆説志向」も必要かもしれません。

 

手掌多汗症の治療薬として使われるのは、抗コリン剤があります。この薬は継続的に飲めば副作用の心配はありますが、汗をかきたくない大切な事がある日に限って使うと効果的です。

 

単発で使うことには、問題はないそうです。抗コリン薬を飲むことで、その日1日は精神的に安定することができるので、汗の不安や悩みに悩まされることはありません。また、いつ汗をかく場面に遭遇するかもわかりませんので、薬をいつもバッグに入れておくだけで安心します。薬を飲めば汗は止まると思えば、それば逃げ道にもありますので、汗をかいたらどうしようという恐怖は感じなくてもすみます。

 

 

薬は効果的ではありますが、副作用もありますので、継続して服用することは止めた方がいいです。副作用には、まず、異常な口の渇きが挙げらます。そして、味覚の変化や口臭が発生します。また、尿の出が悪くなったり、便秘になったりすることもあるので、注意が必要です。

 

 

手掌多汗症に効果的な抗コリン剤にはいろんな種類があります。薬については、医師と相談して慎重に使用することが大切です。また、漢方薬もよく処方されることがあります。手掌多汗症の改善には、柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)がよいとされています。

 

 

主に更年期障害や、血の道、神経症、不眠症に効果があるとされていて、手掌多汗症には、上半身、顔、手、わきの下の汗の改善に役立つと言われています。ただ、漢方薬には、即効性はありませんので、時間をかけてゆっくりと体質改善するには有効かもしれませんね。