局所性多汗症の種類

多汗症には、広い範囲にわたって汗がでる全身性多汗症と体の一部に多汗が見られる局所性多汗症があります。全身性多汗症とは、文字通り胸部、腹部、背中、おしり、大腿部、顔面、頭部、脇の下など全身にわたって発汗することです。
局所性多汗症とは、手のひら、足のうら、ワキの下、顔面、頭部などの限定された部位から発汗することです。全身性多汗症の汗は、温熱性発汗であるのに対して、局所性多汗症の場合は、精神性発汗になります。

 

局所性多汗症は、部位によってさらに4つの分けられます。
1.「手掌(シュショウ)多汗症」・・・手のひら
2.「足蹠(ソクセキ)多汗症」・・・ 足の裏
3.「腋窩(エキカ)多汗症」・・・ 腋(わき)の下
4.「手掌足蹠(シュショウソクセキ)多汗症」・・・ 手のひらと足の裏

 

どのくらいの汗のレベルで多汗症というのでしょうか?
手掌多汗症の場合を例にあげます。

手掌多汗症レベル
レベル1.⇒湿っている程度。見た目にはわかりにくいが、さわると汗ばんでいることがわかる。水滴ができるほどではないが、光を反射して汗がキラキラと光っている。
レベル2.⇒水滴ができているのが見た目にもはっきりとわかる。濡れている状態。でも、まだ汗が流れるほどではない。
レベル3.⇒水滴ができて、汗がしたたり落ちる。

手のひらの多汗症の原因は、一般的な人より交感神経が敏感に反応し過ぎるためだと言われていますが、本当の原因はわかっていません。ただ、わかっていることは、手のひらの汗は物心ついた幼少期にすでに始まっているということです。つまり、交感神経の反応が生まれつき強いのではないかと思われます。ですので、手汗が始まったのは、性格や意識の問題ではないということです。これだけははっきりしています

 

また、交感神経を刺激する、緊張する場面や人間関係のストレスなどをきっかけとして、人に相談できない悩みとなり、多汗の症状を悪化させ悪循環から逃れられなくなっているのではないでしょうか。(これは私の経験上の話です)