手掌多汗症の基礎知識記事一覧

汗は、もともと体温調整の働きをするもので、人間にとっては必要不可欠の生理現象です。運動をすると汗がでますが、これは運動で高くなった体温を下げるために、汗を出して気化熱を奪い、一定の温度を保とうとするからです。汗をかけと指令を出しているのは、脳からの命令で、交感神経を通して、汗を出す汗腺に届き、実際に汗が出てくるのです。このような体温調節のためにでる汗のことを、「温熱性発汗」といいます。この場合の汗...

多汗症には、広い範囲にわたって汗がでる全身性多汗症と体の一部に多汗が見られる局所性多汗症があります。全身性多汗症とは、文字通り胸部、腹部、背中、おしり、大腿部、顔面、頭部、脇の下など全身にわたって発汗することです。局所性多汗症とは、手のひら、足のうら、ワキの下、顔面、頭部などの限定された部位から発汗することです。全身性多汗症の汗は、温熱性発汗であるのに対して、局所性多汗症の場合は、精神性発汗になり...

手掌多汗症という病気をご存じでしょうか。周りの人で手掌多汗症の人がいれば知っていることもあるでしょうが、そうでなければ知らないかもしれませんね。手掌多汗症とは、手に大量の汗をかくことです。手をつないだり、緊張したりすると、過剰に手に汗をかいてしまう症状のことです。人と手をつなぐことが苦痛のあまり、手袋をはめている人もいるくらいです。手に汗をかく場面は結構ありますが、普通の人よりも大量に汗をかくこと...

一般的に多汗症を治療している専門機関は、皮膚科です。ですが、皮膚科であっても多汗のことをあまり知らないお医者もいます。ですので、多汗治療を行っている病院で治療経験のあるお医者さんを探すのがベストです。ただし、多汗と一口にいっても心理的なストレス(対人不安、赤面恐怖、電話恐怖、スピーチ恐怖などの社会不安障害が手汗を悪化させているのなら、心療内科や精神科へいくのがいいでしょう。社交不安障害とは、人と接...

手掌多汗症には、精神的な病気がある場合とない場合があります。それによって治療法も変わってきます。精神的な病気がある場合は、心理療法や自律訓練法、薬物療法、催眠療法などがあります。精神的な病気のない手掌多汗症の場合は、ETS(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)、東洋医学療法、神経遮断薬、外用制汗剤、イオントフォレーシス、腋窩汗腺切除などがあります。ETS(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)という手術があります。...

手掌多汗症は、手のひらに過剰に汗をかく病気ですが、3つのレベルに分けられます。レベル1は、手のひらが汗で湿って光っている状態。レベル2は、手のひらに汗の玉ができた状態。レベル3になると、手のひらから汗がしたたり落ちている状態になります。このように一般的に3段階のレベルに手掌多汗症は分けられます。レベルによってその症状も違ってくるので、手掌多汗症の治療法は、その人の症状に合わせて適切な処置を施す必要...

「手掌多汗症の手術はしない方がいい」という声が多いのも事実です。これは、手術をすると手汗を止める可能性がありますが、大きなデメリットもあるからです。そのため、デメリットを理解した上で、手術を受けるようにしてください。では、どのようなデメリットがあるのでしょうか?手掌多汗症手術のデメリットは、次のようなものです。・多額の費用がかかる・術者によって効果が違う・多量の麻酔が必要・効果が持続しないこともあ...

手掌多汗症の手術には一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。多汗症手術の費用は、手術内容によって異なります。メスを使わずに治療するボトックス注射の場合でおよそ10万円程度だといわれています。手のひらの多汗症の手術で使用される腔鏡下胸部交感神経遮断術(ETS)の場合も、約10万円前後です。病院で行う場合は、ある程度安く手術できますが、美容外科だと費用が割高になります。また、手掌多汗症手術を受けるこ...

多汗症手術に保険が利くかどうか、気になりますよね?もし、保険が適用されるのであれば、自己負担額を抑えることができるので、とても助かりますね。でも、保険が適用されないと、全て自己負担となってしまいますから、手術を受けたくてもなかなか受けられないこともあるでしょう。多汗症手術の場合は、手術の種類によって、保険が適用されるかされないかが決まります。例えば、手掌多汗症の治療で用いられる腔鏡下胸部交感神経遮...

多汗症手術を受けた場合は、後遺症が残ることがありますので、そのことを十分理解した上で受けるようにしてください。例えば、手掌多汗症の治療に有効な腔鏡下胸部交感神経遮断術(ETS)の場合は、代償性発汗が発生する可能性があります。代償性発汗とは、手からの汗を抑制する代わりに、体の他の部位から大量の汗が出てしまうというものです。この代償性発汗が見られない人もいますが、腔鏡下胸部交感神経遮断術を受けた方の9...

多汗症を絶対治したいという人は、多汗症治療で有名な病院を受診するというのも一つの方法です。多汗症治療専門の病院には、多汗症治療の実績がある優秀な医師がいますから、改善する確率は高いです。ここでは、多汗症治療で有名な病院を5つご紹介します。・名古屋第二赤十字病院・愛知医科大学病院・稲葉クリニック・五味クリニック・東京医科歯科大学医学部附属病院これらの病院には、多汗症治療の名医といわれる医師が在籍して...

多汗症は遺伝するのでしょうか。わきがについては、約7割の高確率で遺伝するといわれています。一方、多汗症が遺伝するかというと、遺伝しないという専門家の意見が大半です。遺伝子としての遺伝はないといえます。しかし、多汗症になる体質が親子で似ているケースが多いため、遺伝すると見られていることが多くあります。確かに、親が緊張しやすい体質であるとか、神経質でストレスをためるタイプでであるとかいった要素が子供に...

手掌多汗症の原因の多くは、精神的な悩みです。ですので、手掌多汗症を改善するには、精神的に安定する必要があります。ですが、何とか早く治りたいと思うことで返って、それがブレッシャーとなり、多くの汗をかいてしまい逆効果となってしまいます。では、どうすれば精神的に安定し、改善できるのでしょうか。例えば、手に汗をかくことで得することもあります。レジ袋を簡単に開くことができるとか、お札や紙の数を数えるのにいち...

手掌多汗症の代表的な治療法のひとつに、塩化アルミニウムを使ったものがあります。病院で使用される治療薬としても有名ですし、薬局などでも市販されているものがたくさんあります。手掌多汗症に悩む人のとっては、塩化アルミニウムを含む制汗剤は、手軽に試せるものなので、おすすめです。塩化アルミニウムを含む制汗剤には、テノール液、オドレミン、エキシウクリームなどがあります。病院で処方される制汗剤と市販されている制...