ひどい手汗は精神的な病気ではない?

手汗を簡単に止める15の方法

フロイトの精神分析法

精神分析療法とは、ジグムンド・フロイトという心理学者が、19世紀の末に創始した治療法です。

 

具体的には、自由連想法というやり方を用います。クライアントの頭に浮かんでくる事柄を次々と話させます。そして、心の奥底に潜む幼少期の対人関係やコンプレックス、現在の感情や手汗との関係を分析していきます。人間の思想や感情、思考は無意識に生まれて来ると考えられており、その無意識な状態を意識することで人間の悩みを解決しようとする治療法です。

 

つまり、カウンセラーとクライアントが協力しあって、無意識を意識化して、今まで気づかなかった本音の衝動や願望に気づくことです。根本的な本当の手汗の原因に気づくことで、手汗が止められるという治療法です

 

しかし、この治療法は、カウンセラーのところへ、週1ないしは数回の面談が必要です。1回の面談時間は、1時間くらいです。なので、時間とお金がかかります。

 

ロゴセラピーの逆説志向

ロゴセラピーとは、ヴィクトール・E・フランクルが創始した精神療法です。「ロゴ」とは、ギリシャ語のロゴス(logos)に由来し「意味」を表します。ロゴセラピーは、自分の人生に「意味」を見出そうとする意志は、人間の根源的な動力であるという考え方です。

 

中でもロゴセラピーので独創的な技法の一つに、「逆説志向」があります。「強すぎる欲求はかえって望むものの実現を不可能にし、逃避はかえって恐れるものを出現させる」という人間の心理を、対人恐怖症などの治療に役立てようとするものです。

 

たとえば、汗が出たらどうしようという予期不安や強迫観念を消し去ろうとするのではなく、むしろ汗が出たらどうしようという予期不安や強迫観念を積極的に望むようにしようというアイデアです

 

この逆説志向で使われる方法で「ユーモア」があります。ユーモアとは、対象から距離を置き、それと同時に自分自身からも距離を置くことができる手法です。対象や自分自身から距離を置くことができると、自然にコントロールが利くようになり、悪循環を断ち切ることができるのです。

 

ヴィクトール・フランクルが多汗恐怖の患者さんに実際に使ったといわれる次のような言葉はあります。「きのうはまだ1リットルしか汗をかいていない。それでは今日は10リットルばかりかいてやろう」

 

汗をかかないようにしようと思えば思うほど、緊張して汗をかくなら、いっそ「どのくらい汗がかけるものか試してやろう」と開き直ることで、緊張を遠ざける「開き直り療法」という方法です。

 

こんなことがありませんか?
眠れない夜に「眠ろう、眠ろう」と眠ることばかりに集中し過ぎて、余計に眠れなくなり、開き直って朝まで起きてやろうと考えたら、いつのまにか眠ってしまっていた。ということと同じ理屈です。

 

でも、そんな簡単な方法で本当に治るのかと思うかもしれませんが、意外と効果が早く出やすい方法なのです。精神分析療法や行動療法が時間がかかるのに対して、この方法は1回の面接で発汗がで激減したということもあります。

 

ただし、執着性の強い人には、開き直りが逆効果になることがあります。こういうタイプには、過剰な自意識を何かべつのものに向かわせる必要があります。「手汗の多い少ないでその存在意義が評価されるのではなく、人生にはそれ以外の意味や価値がたくさんある」ということを心底実感できるようになることが重要です。

 

 

自律訓練法

自律訓練法とは、緊張するような汗をかくような場面で、逆にリラックス
するように緊張反応を抑制する方法です。
つまり、訓練することによって、意図的に自分の自律神経をコントロール
する方法を身につけるというものです。

 

自律訓練法のやり方
椅子の座るかベッドに横になって、複式呼吸しながら、目を閉じます。体
のどこにも力が入らないようにリラックすします。
そして、次のように1~6までを順番に頭の中でイメージしていきます。

 

1.右腕がとても重い。左腕が重い。両腕が重い。右足が重い。左足が重
い。両足が重い。
2.右腕がとてもあたたかい、左腕があたたかい、両腕があたたかい、右足があたたかい、左足があたあかい、両足があったかい。
3.心臓がとても静かになっている。
4.呼吸がとても楽にできている。
5.胃や腸のあたりがあたたく感じる。
6.額が涼しい。

 

誰でも意思さえあればこの技術は習得できます。
ただし、マスターするには3ヶ月~半年くらいはかかります。
時間は多少かかりますが、一度マスターしてしまえば手汗の改善ばかりでな
く、ストレス解消にもなり健康維持のために役立つでしょう。

 

手汗を改善するために、手汗が涼しくなる。
というのを付け加えてやるとより効果的になります。

 

応用編
自律訓練法を一通りマスターできたら、次に行動療法を行います。
まずは、不安階層表を作成します。
不安階層表とは、過去に手汗をかいた10場面を思い出して、発汗の少ないほうから多いほうへと10段階に分けて書いてみます。

 

具体例
① 自分の部屋で自分ひとりでスマホのゲームをしている。
② 自分の家のリビングルームで家族と話をしている。
③ 寒い戸外から暖かい教室へ入っていく。
④ 蒸し暑い日の満員電車の中にいる。
⑤ 試験会場で試験を受けている。
⑥ 会社の面接試験を受けている。
⑦ 好意を持っていた人と初デートをしている。
⑧ 会社でプレゼンをしている。
⑨ 結婚式でスピーチをしている。
⑩ 友達から手に汗をかいていることを指摘される。

 

①は不安度合いが一番すくなく、⑩は不安度合いがマックスです。
①から順番にイメージをして手汗をかくことをわざと想起させます。
手に汗をかくことが想起できたら、すぐに自律訓練法で得た弛緩反応で緊張反応を逆制止させます。
不安階層表の①から⑩まで同じように緊張が解けるようにように逆制止をさせていきます。
最終的には、どんな場面でも緊張がなくなるまで逆制止を行います。

 

こうした行動療法は、多少時間はかかるものの、薬物等を使用しないので安全な方法ですし、効果は高いです。

呼吸法

各臓器に分布している自律神経系を意志によってコントロールすることはできません。心臓を止めたり、胃ぜん動運動を強くしたりすることはできませんよね。

 

ただし、呼吸だけは例外で、自分の意志で自由にコントロールできます。呼吸を早くしたり遅くしたりして、心拍数を上げたり遅くしたりできます。呼吸によって、血圧を下げたり、全身の筋肉の緊張を緩めたりもできるのです。

 

ゆっくり深呼吸をすれば、心は落ち着き、脳波もα波になります。呼吸法をマスターすれば、いつでもリラックスできる状態になれるのです。呼吸法のポイントは、最初に息を吐くことです

 

赤ちゃんは「おぎゃー」といって息を吐いて生まれてきます。そして、死ぬときは「息をひきとりました」息を吸って終わりを迎えます。ですので、古い空気を全部吐き出してから新しい新鮮な空気を吸うのです。また、息を何秒はいて何秒吸ってなんて決まりはありません。自分の体にあった方法を見つけてやってみましょう。

 

① イスにかけてもあぐらをかいてもかまわないので、背筋を伸ばして座ります。
② 目は閉じないで、心を落ち着かせ、お腹の空気を全部吐き出すようにゆっくりと息をはききります。すると自然に息を吸いたくなるので、ゆっくりとお腹いっぱいに息を吸います。
③ 呼吸を続けながら、お腹に注意を向け、息とともにお腹が膨らんだり、縮んだりすることを観察します。
④ 呼吸に意識を集中します。途中気が散ったり雑念が浮かんだと気づいたら、呼吸に注意をもどします。
⑤ 5分~10分続けます。気持ちが静かに落ち着き、体がリラックスできていればOKです。これを1日に数回行いましょう。特に夜寝る前が効果的です。

 

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神経ブロック治療

神経ブロック治療とは、交感神経の繊維が集中する幹や節の部分を破壊することによって、発汗神経の伝達を止める方法です。この治療法は、もともとはメニエル症候群や顔面神経麻痺などの血行改善や自律神経調整の目的で治療を行っていました。

 

それがたまたま、この治療を行った患者さんが手のひらの汗も減ったことで、多汗症の治療にも使われるようになったそうです。しかし、この治療法には、効果がある反面、難点もあります。それは、術者によって効果が違うこと。多量の麻酔が必要であること。体の片側ずつしか行なえないこと。効果が持続しないことがあることなどです

 

また、近年の神経ブロックの方法は、内視鏡下胸部交感神経節切除術という直接胸部の交感神経節を物理的に焼き切ってしまう方法もあります。

 

しかし、この方法にも神経節の焼灼が適切になれなければ、手のひらの多汗は減ったとしても、その他の部位(胸部・腰部・足)の汗が増えることもあります。これは、「代償性多汗」という副作用です

 

こうなってしまっては、悩みの解決にはなりません。ですので、神経ブロックは経験と腕のいい医師に相談の上、慎重に行うのがベストだと思います。

ボトックス治療

ボトックス治療とは、ボツリヌス毒素Aを腋窩の皮下に注入する療法です。ボツリヌス菌には、ボツリヌス菌の神経毒が神経の末端に結合して、そこから分泌されるアセチルコリンの放出を阻害することで、筋肉の付随運動を抑制する作用があります
主に、眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頚などの治療に用いられています。

 

 

 

でも、なぜボツリヌス菌が発汗を減少させるのでしょうか?それは、アセチルコリンという伝達物質が交感神経の末端で発汗を促がしているので、そのアセチルコリンを阻害することで発汗を抑えるからです。

 

つまり、アセチルコリンを抑制するボツリヌス菌を多汗症治療に応用したのです。特に精神性発汗には効果があります。しかし、効果の持続期間は、通常6ヶ月くらいですが、たった1回の注射で6ヶ月過ぎても効果が続いている人もいます。

 

注射によって汗が抑えられることがわかって、予期不安が軽減されるという結果にも結びついています。

オドレミン(薬物療法)

オドレミンというのは、塩化アルミニウムを主成分とする薬で、多汗症治療でよく使用される薬です。一時的に汗を抑えるだけでいいのであれば、制汗剤で用いられることが多い、塩化アルミニウムがあります。

 

塩化アルミニウムがなぜ手汗をとめることができるのか?
その原理は、汗腺に吸収されたアルミニウムイオンがイオンチャンネルをブロックすることで汗を抑えるからです

 

 

効果的な使い方は、夜寝る前に塩化アルミニウム液を手や足などの気になる部分に塗ります。そうすると寝ている間にアルミニウムのイオンが汗腺の導管に十分にはいることができ、汗を再吸収するからです。朝起きたら、必ずきれいに洗い落とします。寝ているときは、手汗をかかないので、寝る前に塗ることで効果あり、発汗量を半分に減らすことができます。

 

効果が出始めるには、大体2~4週間にかかります。

 

塩化アルミニウムは、普通の薬局では扱っていない場合もありますが、大きな薬局では、500mlの20%の溶液で販売されています。20%塩化アルミニウム水溶液=塩化アルミニウム20g+エタノール溶液(100ml) ただし、使用する際は、必ず20%以下にうすめて使うことや継続して長期間使わないことなど注意が必要です。

 

塩化アルミニウムを主成分とした制汗剤も販売されています。
いずれにしても、特に皮膚の弱い人は濃度やつける量に気をつけましょう
また、少しでもかゆみや皮膚の炎症などがあった場合にはすぐに中止するようにしましょう。

イオントフォレーシス

イオントフォレーシス(イオン浸透療法)は、多汗症の部位(手)を水道水に浸し、それに弱い電流を通じて行う療法です

 

イオントフォレーシスは安全で有効な方法です。
多汗症の手足を水道水に浸し、電流(90ボルト以下、20アンペア以下)を20分間流します。電流が流れることで導管に細かな傷ができ、炎症反応によって各汁が増殖して導管を防ぎます。

 

つまり、汗腺細胞の細胞膜のイオンの出入りを阻害し汗を生成させなくするという原理です。

 

汗が抑えられる程度は電流の強さを関係が深く、皮膚1c㎡あたり、1mmアンペアが最も有効だということです。2週間連日治療を行うとほぼ汗がなくなりますが、中断すると元に戻ってしまうので、1~2周間に一度の割合で治療を継続する必要があります。

 

この療法は、手汗多汗の80~90%の方に有効な方法です。しかも際立った副作用もあまりありません。ただ、ずっと定期的な治療を続けないと効果を維持できないことがデメリットです

 

抗コリン剤(内服薬)

抗コリン剤というのは、交感神経を安定させる内服薬です
交感神経を安定させることによって、アセチルコリンという発汗に関わる物質の働きを阻害し、手汗を抑えることができます。

 

多汗症の治療薬として認可されているのは、発汗神経ブロック薬プロバンサインです。この薬は、全身に作用するため、局所多汗症に限らず、全身性の多汗や代償性発汗に対しても効果があります

 

プロバンサインには、副交感神経の末端からの刺激を伝えるアセチルコリンという伝達物質の働きを抑制する作用があります。この作用によってアセチルコリンの働きがブロックされ、汗を減らしたり止めたりすることができるのです。

 

しかし、この発汗神経をブロックする薬プロバンサインは、汗腺以外にもコリン作動性神経に支配されているすべての器官の働きを抑制してしまうため、心臓の拍動は増え、唾液がでなくなり喉がカラカラになったり、物が見えにくくなったりする副作用があります。しかも効果が持続するのは短時間です。ですので、どうしても汗を止めたい場合にだけ使用するにとどめておくほうがいいでしょう。

 

発汗神経をブロックする薬を手汗改善に使用するにはあまりおすすめできません。手汗改善には、塩化アルミニウムやホームアルデヒド、イオン導入法などが、安全です。

 

また、手汗治療薬を使用する場合は、副作用を防ぐためにも必ず医師の指示に従い、用法や用量を守るようにしてください。

 

手汗用デオドラント剤で止める

デオドラント剤の基本的作用とは
①汗をできるだけ抑えること
②細菌の繁殖を抑えること細菌の繁殖を抑えること
③発生したニオを消臭・脱臭すること
④嫌なニオイをいいニオイでマスキングする
⑤出てしまった汗を吸収して拭き取る

 

 

デオドラント剤の種類
1.汗を抑える作用のあるもの
いわゆる制汗剤といわれるものですが、汗腺の導管を塞いで汗を外に出られなくする働きのある物質です。ホルムアルデヒドや塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、酸化亜鉛などがあります。単独で用いられることはなく、いくつか組み合わせて使用されることが多いです。デオドラント剤は、用途によって軟膏、液状、スプレーなどの形で使われます。

 

2.細菌を抑制するもの
酢酸、銀イオン、ホウ酸、過マンガン酸アクリノール、トリクロサンなどの物質は、菌の発育や増殖を抑える働きがあります。また、消毒剤としてイソプロピルメチルフェールや塩化ベンザルコニウムなどが使用されることもあります。
細菌は安全性を重視した、緑茶などに含まれるポリフェノールやフラボノイドなども利用されます。

 

3.ニオイを脱臭するもの
活性炭やゼオライトなどの物質がニオイの分子を吸着します。活性炭は硫化水素や脂肪酸などのニオイを吸着します。
靴の中敷きや生理用品などに使われています。

 

4.ニオイを消臭するもの
ニオイ物質を薬剤で無臭物質に変える化学的消臭法です。硫化水素・メチルメルカプタンなどの酸性臭は、アルカリ剤により中和させ、アンモニアなどのアルカリ臭は、酸性化剤で中和させます。エアゾルタイプや固形、液状、ゲル状など多くのタイプのデオドラント剤にも使われています。

 

5.ニオイ物質を他にニオイ物質でマスキングする
トイレの芳香剤や車の芳香剤に多く使われているものです。嫌なニオイをさらに強いニオイの刺激で感じなくさせてしまう方法と2つのニオイを混ぜ合わせてどちらのニオイも弱くさせる相殺方法があります。脇汗パッドやボディ化粧水、脇汗を拭く濡れティシューなどがあります。

 

まとめ
デオドラント剤を使用する場合は、まず使用目的にあったものを選ぶことが重要です。汗を抑えたいのか、汗臭さを抑えたいのか、ワキガ臭を抑えたいのか、よい香りを発散したいとかなどの目的にあったデオドラント剤を選ぶことが大切です。
そのためには、自分のニオイを知って対策をする必要があります。手汗の場合はニオイはあまり関係ありませんので、汗を抑える作用のあるものが適しています。

 

手汗を止めるデオドラント剤ランキング

ミョウバン水は安全でコスパのよい制汗剤

ミョウバンは硫酸塩などの複合塩です。古代ローマ人が制汗剤として使っていたという、最も古くからある最も安い身近な制汗剤です。ミョウバンは漬物の色をきれいにするために使用されていますが、制汗体臭予防剤として使えます。肌にも優しいですし、自分で簡単に作れるので一度お試しください。

 

ミョウバン水の作り方

 

1.5リットルの水道水に市販のミョウバン50gを入れて溶かすだけです。この液体をスプレー器にれて直接皮膚に吹き付けたり、布に浸して塗ったりします。水分が蒸発するとミョウバンが肌に残り、皮膚が弱酸性に保たれ、雑菌の繁殖を抑えます。

 

 

水の代わりに緑茶を使うと消臭効果が高まります。また、ミョウバン水にレモンを1個絞って入れて使うと、レモンの制菌作用のおかげて体臭予防効果が持続します。レモンの香りでマスキング効果にもなるので、相乗効果が期待できます。

 

 

ただし、顔に吹きかけたり、体全体にかけたりすると、発汗作用を抑制して体温調整がうまくできなくなることもあるので注意してください。

 

 

それから、濃度についてですが、もしかぶれたりシた場合は、濃度と薄くするなどして自分の肌にあった濃度のもに調節してください。ミョウバン水は冷蔵庫保管なら約1ヶ月は持ちます。常温なら1週間ごとに新しく作り変えるほうがいいでしょう。

漢方療法

中医学では、汗の出方が健康のバロメーターであるという考え方があります。汗の出方に基づいた診断方法により、漢方での治療法が考えられているのです。ですので、漢方薬を用いた療法は、多汗治療に用いられることが多いです。

 

ただ、漢方は人によって体質に合う合わないといことがあるので、実際に使用する場合は、専門医に相談してから使用するほうがいいでしょう。

 

漢方中医学による多汗症の2つの種類
自汗(じかん)
暑くもないのに少し動いただけで汗をかく、何もしなくても汗が出やすいという状態を、自汗といいます。

 

気虚(気の作用が低下したパワー不足の状態) によって、衛陽 (主に皮膚や粘膜に存在する免疫力のことで、血管の外側、体表に存在するもの)の働きが低下しているために生じます。

 

自汗の症状があるときは、息切れや動悸、疲労感を伴うことが多いです。漢方的治療では、機能の衰えを強化する薬(党人(とうじん)・黄耆(おうぎ)・人参(にんじん)などの生薬を配合した補気薬を投与します。

 

また、四肢の冷えなどが伴うときは、附子(ブシ)・肉桂(にくけい)・乾姜(かんきょう)・桂枝(けいし)などの生薬を配合した助心葉薬である十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)・八味地黄丸(はちみじおうがん)などが処方されます。

 

 

手汗を止める漢方薬には、以下のようなものがあります。

 

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
・五苓散(ごれいさん)
・桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
・竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
・大承気湯(だいじょうきとう)
・荊芥連翹湯(けいがれんぎょうとう)

 

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、乱れた体内の水分バランスを正常化する作用がある漢方薬で、手汗改善のために使用されることが多いです。

 

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)は、体の熱を下げる効果があるため、手汗だけではなく、ワキなどの他の部位の汗にも有効です。

 

五苓散(ごれいさん)は、多汗症治療に使用されることが多い漢方薬で、体内の水分循環を改善する作用があります。

 

桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)は、乱れた発汗バランスを整える作用があるので、汗が出やすい人全般に効果的です。

 

このような漢方薬を使用することによって、手汗の症状が改善する可能性があります。ただし、漢方薬は治療薬ではなく、あくまでも体のバランスを整えることを目的としたものなので、手汗改善には望むような結果が得られないことがほとんどです。手のひらの多汗をすぐにでも治したいと方には不向きかもしれません。

手汗を止める効果的なツボ

手汗に悩む人にとっては、「手汗を今すぐに止めたい」と叫びたい気持ちだと思います。

 

そういった時には、以下にあげるツボを押してみてください。
お金もかかりませんし、簡単に手汗を止めることができます。

 

手汗に効果があるツボは、次の通りです。

 

・労宮(ろうきゅう)
・合谷(ごうこく)
・後谿(こうけい)

 

労宮は、手をグーにして中指が当たるところにあるツボのことで、血液の循環を整えてくれます。血液の循環が整うことで、汗を抑えることができますし、気持ちも落ち着くはずです。強めに5秒ほど圧迫することで、効果が現れてきます。手のひらの真ん中にのの字を描くと、あがり止めにもなります。

 

 

後谿は、手を握った時に小指側にシワができると思います。そのシワになっている部分が後谿というツボで、熱を鎮める作用があるため、手汗対策に効果的です。

 

合谷は、親指と人差し指の付け根のへこんだ部分にある手の甲のツボです。このツボは代謝異常を正常化する効果があります。手汗を止めるのに非常に効果があるツボなので、手汗が出てきた時にゆっくりと圧迫してください。

 

そうすると、自然に手汗が改善していくでしょう。
ツボを押すことで手汗が改善できない場合は、他の改善法と合わせてお試しください。

 

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アロマテラピー

アロマテラピーのアロマとは芳香、テラピーとは療法という意味です。アロマはオーストラリアに先住民たちが古くから、感染症の治療薬として活用してきました。

 

アロマにのでも「ティートゥリーの殺菌効果」の有効性はアロマセラピーに限らず広く認知されています。外出から帰ってきた時に手洗いにのかわりに、洗面器にお湯をはり、ティートゥリーを2、3滴入れて、手浴をすると殺菌効果があります。

 

ストレスや緊張、不安などの感情には、脳の視床下部と下垂体がデリケートに影響しています。
好きなアロマに香りを嗅ぐと安心します。それは、嗅覚刺激が直接脳の大脳辺縁系に伝えられ、快感、不快感などの情動や食欲や性欲などの本能行動を調節しているからです。

 

香りによって気分がかわるのはそのためです。ですので、アロマの好きな香りを嗅ぐとこで、自律神経の働きをサポートする効果があるのです。

ストレス対策のアロマレシピ

寝室に置くと心安らぐ空間ができます。
作り方:ボウルに80℃くらいのお湯を入れて、フランキンセンス2滴、オレンジ・ビター3滴の精油をたらして、香りを拡散します。

 

心配・不安・プレッシャーを洗い流すアロマのレシピ

 

甘いフローラルの香りで心が落ち着きます
作り方:無香料のボディソープ100mlに次の精油を加えて混ぜます。
    プチグレン3滴
    イランイラン4滴
    オレンジ10滴
    ローズウッド8滴

 

ヴィパッサナー瞑想法

ヴィパッサナー瞑想とは、ブッダが悟りを開いたと言われる瞑想法で、タイやミャンマー、スリランカなどに伝承されてきた原始仏教の瞑想法です。ヴィパッサナー瞑想の目的は人生の苦しみをなくすことです。手汗という悩みや苦しみを少しでも軽くすることができる瞑想法だと私は思っています。

 

ヴィパッサナーという言葉は「詳細に観察する」という意味です。
気づきの瞑想法ともいわれています。

 

集中する瞑想法ではなく、気づきの瞑想法であることには理由があります。それは、例えば、携帯電話が鳴ったら「音」、恋人の顔が浮かんだら「イメージ」、カレーの匂いがしたら「匂った」、背中が痒くなったら「かゆみ」などと、今経験している出来事に気づいていくのです。

 

一瞬一瞬の「今ココの事実」に気づき、言葉で確認していきます。これをラベリングといいます。そして、出来事に気づく作業を「サティ」といいます。

 

では、なぜ事実に気づくことで苦しみがなくなるのでしょうか?
それは、私たちがいかに過去に囚われ、訪れてもいない未来を案じている時間が長いかに気づくからです。もっと、わかりやすく言えば、心がいつも妄想や思い込みで占められているからです。ありのままに見ることができないからです。

 

自分で勝手に思い込んだものに憎悪を抱いたり、執着したり、コンプレックスに悩んだり、疑心暗鬼にかられたりして、自分で自分を苦しめているだけなのです。

 

つまり、心からこの妄想を取り除くことができれば、事実に正しい反応ができるようになります。そうすれば、苦しみから開放され人生の流れを変えていくことができるのです。

 

手汗に悩んだ私がスッキリその苦しみから開放された瞑想法です。ぜひ、お試しください。

 

ヴィパッサナー瞑想法のやり方

 

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手汗を止める制汗剤ランキング

テサラン

テサランンの特徴

1回塗るだけで72時間持続するというから、コスパもいいですね。
しかも、主成分がクロルヒドロキシアルミニウムとイソプロピルメチルフェノールです。クロルヒドロキシアルミニウムは、汗の出るエクリン腺を収縮させコーティングすることで制汗します。日本製ですし、とにかく
お肌にやさしい成分を使っているので、肌がかぶれたり、荒れたりすることもありません。お子様にも安心して使えそうです。

価格 1本 3.980円(送料別)2本 7.960円(送料無料)3本 9.940円(+1本送料無料)
主な成分 ロルヒドロキシアルミニウム、イソプロピルメチルフェノール
備考 全額返金保証付き(定期購入なし)25g(約3ヶ月分)
テサランのおすすめ理由

手汗に35年間悩まされ続けてきた開発者が作ったデオドラントクリームです。
特徴は、手汗がでる事前対策のクリームです。つまり、テサランクリームを塗っておくだけで、手汗をかかないわけです。こんなものが欲しかったというのが正直な感想です。使用して満足がいかなかった場合は、全額返金にも応じてもらえます。定期購入もありませんので、一度お試しください。

フレナーラ

フレナーラの特徴

通常の制汗剤では届かないエクリン腺へ浸透するよう独自の技術で制汗成分をナノ化(細分化)しているので、手の汗を根本から制汗してくれます。主成分はクロルヒドロキシアルミニウムです。従来の制汗剤だと、塗った後に痒みが出たりすることが多いですが、フレナーラは刺激となる成分を徹底的に排除しているので安心して使えます。

価格 5.100円(初回限定)通常8.500円(定期購入はコース別設定)
主な成分 クロルヒドロキシアルミニウム
備考 180日間の全額返金保証 28ml(1日3回で約1ヶ月分)
フレナーラのおすすめ理由

フレナーラは、ワンプッシュするだけのチューブ型のジェルタイプで清潔です。容器も小さくて化粧ポーチに入れて携帯するのにも便利です。天然植物エキスのおかげで使用後もベタつきはなく、サラサラしています。さらにもし肌に合わなかったら180日間の全額返金保証もついています。91.7%の満足度!

 

 

ファリネル

ファリネの特徴

つけた瞬間にサラサラになる超粒子パウダーが手汗を吸収してくれます。その上ナノイオンが汗腺(エクリン腺)にフタをして手汗をダブルで抑えてくれます。化粧ポーチなどに入れて携帯することが出来る女子仕様と、気になった時に気軽にさっと使えるポンポンパフタイプが人気です。1回つけると2~3時間は効果が持続します。

価格 2.667円(定期コース初回限定)2回目以降6.800円(定期購入は3回まで約束)
主な成分 クロルヒドロキシアルミニウム、酸化亜鉛
備考 30日間の返金保証あり 定期購入は3回継続の約束あり 6g約150回(1日5回×30)
ファリネのおすすめ理由

厚生労働省も認可している『医薬部外品』で高い安全性があり、日本国内で製造しています。お肌のために無添加にこだわっています。万一肌荒れした場合の30日間返金保証があるので安心ですよね。2016年モンドセレクションを受賞しています。92.3%の満足度!

デトランスα手足用

デトランスα手足用の特徴

デトランスαは医療先進国のデンマークから輸入されたアイテムですが、日本ですでに52万本を突破した人気の制汗剤です。ローションタイプの制汗剤です。使用法は、寝る前に清潔にした後に手や足に塗りよく乾かします。そして翌朝濡れタオルで拭き取るだけです。デトランスαには、制汗成分としてアルミニウムクロリッドが配合されています。

価格 2.900円(初回限定)通常4.800円
主な成分 アルミニウムクロリッド
備考 定期コースの継続しばりはなく、発送予定の10日前までに申し出れは解約できる2回目以降3,900円
デトランスα手足用のおすすめ理由

アルミニウムクロリッドとは塩化アルミニウムの一種で、毛穴を引き締めて汗の出口をふさぐ作用があり、発汗そのものをブロックしてくれます。塗るのは1日1回だけで効果が持続するのがうれしいですよね。汗をかかなくなってきたら使用頻度を減らしていくことも可能なので、費用もかからずに済むかもしれませんね。

手汗の本当の原因とは

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